相棒14
5話 2045 脚本 徳永富彦 ☆☆☆
ゲスト 平岩紙
タイトルの「2045」は人口知能が人知を超え、予測不能な変化がもたらされるという2045年問題を指しています。平岩紙さんがAI研究者を演じています。season14は4話の岩松了さんとか演技力確かで個性的な役者さんの起用に成功していると思います。4のファンタスマゴリほどではありませんが、この回も飽きる事なく楽しませてくれます。
私は東映チャンネルでこのseason14を観ていますが、地上波でやっているseason5はついに録画を止めました。当初の相棒は閉ざされた社会の中で犯人の動機や特殊な性癖、組織的悪習にスポットを当てていました。その時代はそれで良かったのでしょうが、政府高官やエリートの不祥事が相次ぎ、誰がヒーローで誰が犯罪者かの区別がつかなくなった現代で視聴者が抱く不満や不安に訴えるシリーズ構成に変更せざるを得なかったのでしょう。そのために相棒を変える必要があったと思います。亀山薫復活はあり得ませんよね。